特徴と意義
透析装置をご自宅に設置して、自己管理のもと自分で行う透析です。
透析のための通院がなくなり、リラックスできる環境で、生活に合わせた透析スケジュールを自由に計画できます。
「透析中心の生活」ではなく、「生活の中の透析」という考え方で、自律と自立の意識をもって透析治療を行うことができます。
当院の在宅血液透析の特徴
24時間365日対応の電話待機で、
患者さんの困った!をサポートします。
機械のトラブルはもちろん、
体調の相談などにもお気軽にご連絡ください。
トラブル時は、Webカメラで
装置や透析の状態をチェックして、
状況の把握や対応指示を迅速に行います。
※カメラはトラブル対応時のみ使用し、画角は装置方向のみに固定いたします。
日々の透析の記録は、
タブレットを使った支援システムを活用し、
医師や担当スタッフが透析の内容を
いつでも参照できるようになっています。
体重の変化や透析条件の変更にも、柔軟に対応できます。
出血検知センサーと透析装置の連動で、
万が一の抜針の際も事故の影響を
少なくする対策を行っています。
Q&A(よくあるご質問)
- 針は誰が刺すの?
- 基本的にご自身で刺していただきます(自己穿刺)。介助者の方が医療資格をお持ちの場合は、介助者の方による穿刺も可能です。
- 介助者の役割は?
- 当院の在宅血液透析は、介助者の負担が少なくなるよう、患者さんが全て一人で行えることを前提にトレーニングを行います。
介助者には、万が一の際の施設への連絡などの役割と、最低限な操作だけを覚えていただきます。
- 費用の自己負担はどのくらい?
- 初期工事費(数万~数十万円)、毎月の電気・水道代が5000円~20000円程度かかります。
※地域や透析回数・時間で異なります。
透析装置は無料で貸し出しです。また基本的な透析に使用する医療材料も無料でお渡しします。
- 賃貸住宅でもできますか?
- 管理会社(大家さん)への事前相談は必要ですが、過去の事例ではほとんどの場合で許可をいただけています。賃貸住宅向けに、最低限で原状復帰できる工事方法もありますので、状況に合わせたご提案をいたします。
- クリニックから遠方でも大丈夫?
- トレーニング中の通院が可能でしたら、遠方にお住まいでも問題ありません。離島にお住まいなど特殊な事情がある場合は、一度ご相談ください。
- ちょっと興味がある程度なんだけど?
- みなさん最初はちょっとした興味からだと思います。いつでも、お気軽にご相談ください。ゆっくりお話できるのは面談形式ですが、お電話やWeb会議でも簡単なご説明は可能です。
福岡東ほばしらクリニックは、在宅血液透析(HHD)を通じて、ひとりひとりに合わせたオーダーメイドな透析を提供したいと願っています。
経験豊富なスタッフが、しっかりとご希望をお聞きして、理想の透析環境を作るお手伝いをいたします。
お気軽に、ご相談下さい。