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新年あけましておめでとうございます

福岡東ほばしらクリニックは、丸2年を迎えました。
これもひとえに、みなさまがたのご助力とご指導のおかげです。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

昨年は、依然猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、日常生活が大きく変わった1年でした。
透析医療においても感染対策などに、日々頭を悩ませることも多かったです。
透析にはお正月休みはありませんが、ウイルスにもお正月はありません。
年末年始を無事に過ぎ、今年も、継続してみなさまのご協力のもと、安心した医療が提供できるよう努力して参ります。

福岡東ほばしらクリニックは3年目を迎え、2022年を大きな転換の1年と考えています。
新しい取り組みや、これまでの取り組みの強化、対外活動や、医療の枠を越えたイベントなど、
地域のみなさま、透析患者のみなさま、我々の医療に関わってくれる全てのかたがたと一緒に、次のステップへと進んで行けたらと願っています。

透析医療においては、当院の全室完全個室透析に注目が集まりつつあります。
これまでは、患者さん同士が同じ部屋で近い環境が当たり前だった透析室ですが、
新型コロナウイルスは、透析室のあり方についても再考する機会をくれました。
感染対策という面では、個室透析は空間的隔離が容易に行えるため、今後は徐々に増えていくと予想されます。

また、視点を変えると在宅血液透析（在宅透析）も、感染対策に有効であるというメリットが追加されたと言えます。
自宅を出ることなく、他人のいない環境で行える透析は、感染のリスクを下げることに寄与します。
当院では、2021年に1例目の在宅血液透析患者さんが始まりました。
年末年始をご自宅で過ごすことができる、飲食の制限が緩やかになる、自分のスケジュールで透析ができる、
そんな在宅血液透析のメリットを感じてくださっているかと思います。

オーバーナイト透析は年始3日より開始しています。
どうしても体重増加が多くなってしまいがちな年末年始ですが、睡眠中に8時間程度の透析を行うことで、ゆっくり除水をすることができます。
過度な飲食を推奨しているわけではありませんが、せっかくのお正月を少しでも楽しく過ごして頂ければと思います。

このほかにも、計画のまま実施できていない取り組みやイベントも多々あります。
透析医療以外にも、クリニックが果たしていくべき役割を一つずつ実現させていきます。

あらためまして、本年もよろしくお願いいたします。
みなさまにとって素晴らしい一年になりますように。